甲種第1類とは|屋内消火栓・スプリンクラーの工事
甲種第1類は屋内消火栓設備・スプリンクラー設備など水系消火設備の工事・整備・点検ができる区分です。筆記45問は機械と電気の両方が問われ、実技は鑑別5問と製図2問です。
甲種第1類でできることは?
甲種第1類は屋内消火栓・スプリンクラー等の水系消火設備の工事・整備・点検ができる区分。筆記45問+実技で取得し、乙種第1類は工事ができません。
試験科目と合格基準
- 筆記・消防関係法令(共通8問・類別7問)
- 筆記・基礎的知識(機械6問・電気4問)
- 筆記・構造機能及び工事整備(機械10問・電気6問・規格4問)
- 実技・鑑別等(鑑別等5問+製図2問)
- 合格基準:筆記は各科目40%以上かつ全体の出題数の60%以上、さらに実技で60%以上
- 試験時間:甲種3時間15分
- 試験形式:筆記マークシート四肢択一+実技記述(鑑別・製図)
- 科目免除:電気工事士・電気主任技術者・技術士・他類の消防設備士などは申請により筆記科目の一部が免除され、試験時間も短縮される
免状区分ごとに点検できる設備
| 免状区分 | 点検できる設備 | 業務範囲 |
|---|---|---|
| 甲種第1類 | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備 | 工事・整備・点検 |
| 乙種第1類 | 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備 | 整備・点検 |
甲種第1類とは(扱える設備と業務)
甲種第1類は、屋内消火栓設備・スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・屋外消火栓設備といった、水を使う消火設備の工事・整備・点検を行える消防設備士の区分です。消防試験研究センターの受験案内では、甲種は対象設備の工事まで携われる区分とされています。乙種第1類も対象設備は同じですが、乙種で扱える範囲は整備・点検です。
甲種第1類と乙種第1類の違い
第1類には甲種と乙種があり、対象設備は同じでも、できる業務の範囲が異なります。甲種第1類は屋内消火栓設備やスプリンクラー設備などの工事・整備・点検まで行えます。乙種第1類は整備と点検ができます。受験資格にも差があり、乙種第1類は誰でも受験できますが、甲種第1類は指定学科の卒業・一定の実務経験・電気工事士などの資格のいずれかが必要です。
受験ルート(甲種第1類の受験資格)
甲種第1類は、いずれかの受験資格を満たすと受験できます。大学・高専・専門学校などで機械・電気などの指定学科を修めて卒業した方、消防用設備等の工事整備に関する一定の実務経験がある方、または電気工事士・電気主任技術者・技術士・他類の消防設備士などの資格を持つ方が対象です。第1類は試験科目に機械と電気の両方が含まれます。すでに他類の消防設備士免状を持っている場合は、申請により筆記科目の一部免除を受けられることがあります。
試験科目(機械と電気の両方)
甲種第1類の試験は筆記と実技で構成されます。筆記は四肢択一のマークシートで、消防関係法令(共通8問・類別7問)、基礎的知識のうち機械6問・電気4問、構造機能及び工事整備のうち機械10問・電気6問・規格4問の計45問が出題されます。第1類は機械が中心ですが、電気の科目も問われるのが特徴です。実技は写真や図面による記述式で、鑑別等5問に加えて製図2問が出ます。合格基準は、筆記が各科目40%以上かつ全体の出題数の60%以上、さらに実技で60%以上です。試験時間は甲種3時間15分。電気工事士・電気主任技術者・他類の消防設備士などは、申請により筆記科目の一部が免除され、試験時間も短縮されます。
甲種第1類が現場で担当する仕事
甲種第1類の対象設備は、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、屋外消火栓設備です。現場では、対象設備が第1類に当たるか、工事まで担当するために甲種が必要か、整備・点検の範囲で足りるかを確認します。自動火災報知設備などを扱う第4類とは対象設備が異なるため、建物内の設備ごとに必要な免状を分けて見る必要があります。
関連リンク
よくある質問
甲種第1類と乙種第1類はどう違う?
扱える設備は同じですが、甲種第1類は屋内消火栓設備やスプリンクラー設備などの工事・整備・点検まで行え、設置工事に携われます。乙種第1類は整備・点検ができます。乙種は誰でも受験でき、甲種には受験資格があります。
甲種第1類の受験資格は?
指定学科の卒業、消防用設備等の工事整備に関する一定の実務経験、または電気工事士・電気主任技術者・技術士・他類の消防設備士などの資格のいずれかが必要です。他類の消防設備士免状があると科目免除も受けられます。
甲種第1類でスプリンクラー設備の工事はできる?
できます。甲種第1類は屋内消火栓設備・スプリンクラー設備・水噴霧消火設備・屋外消火栓設備の工事・整備・点検を行えます。配管やポンプを伴う設置工事から設置後の点検まで担当できます。
甲種第1類と甲種第4類は何が違う?
対象設備が違います。甲種第1類は屋内消火栓設備・スプリンクラー設備などの水系消火設備、甲種第4類は自動火災報知設備などを扱います。必要な免状は、担当する設備ごとに確認します。
点検後の報告書・台帳更新まで、AIが段取り。
物件数、今の管理方法、提出後の作業量を聞いたうえで、どこまで自動化できるかを棚卸しします。